屋根裏の羊

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05 2017

ユウレイの恋人

口からは森がふくらむ先生と 鳥がこぼれるぼくらの会話

逢えるまで宇宙は広く逢えたなら 世界はちいさいねと笑い

壊れかけのひとがいちばん素直でさだまらない目で優しくて

虐めるほどに鮮やかになる毛虫 きみは優しい僕には優しい

しにたいがいっぱいになるとひかるんだ 夜になったらきみがわかるよ

とおいまち こころの外にも中にもない箪笥の中で泣く子ども

ユウレイの恋人と手を繋ぎめざす 桃色の砂漠のモーテル

みずうみのぬしよきえたいとゆうかわり 浮かべる白い花青い花

夢に住まう優しい人よさようなら 真夜中だけはあの樹の下で
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2 Comments

偕誠  

羊野さんの短歌、大すきです
しにたいがいっぱいになると…
が、特にすきです

2017/02/14 (Tue) 21:50 | EDIT | REPLY |   

羊  

Re: タイトルなし

偕誠さん、コメントありがとうございます
みつけてくれてうれしいです
この歌はときどき心の中でとなえる歌です

2017/02/15 (Wed) 22:15 | EDIT | REPLY |   

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